過去の自分の曲を聴くと死にたくなる。


曲を作っている人なら誰でも感じたことがあるんじゃないかなーと思います。

 

僕はよくあります。

 

「うわっ…私の音圧、低すぎ…?」

 

「ドラマーの腕が3本ないと叩けない」

 

「ボーカルが人間辞めてる」

 

などなど。

 

「スネアの余韻ガー」「ギターの高音域ガー」「音の広がりガー」…

 

細かく見ていけばキリがないです。

 

この現象の何が怖いって、当時の自分は全く気付いてないってところなんですよね。

 

そもそもそういう観点自体を持ってなかったっていう。

 

それでも当時の自分は当時の自分なりに一生懸命頑張ってたわけだから、それを否定するつもりはない。

 

音楽に限らず、過去を「黒歴史」と思うのは、

 

当時見えなかったものが見えるようになった、

 

成長した証拠って思うことにしてます。

 

恥ずかしいもんは恥ずかしいけどね。

 

 

多分これ、一生終わらないんだろうな。

 

今書いてるこのブログだって3年後に思い出したようにページ開いて読んでみたら変な汗ダラダラ出てくるかもしれないし。

 

にも関らず、わざわざ永遠に消えることのないネットの海に晒して…

 

 

マゾじゃん、やってること。

 

 

 

でも過去の自分から学んだり、刺激を受けることも結構ある。

 

こうやって作ってたよな、とか。

 

このフレーズかっこいい、とか。

 

僕は自分の曲めっちゃ好きです。

 

頭を悩ませて試行錯誤しながら産んだ作品が、可愛くないわけがない。

 

だからこそ、自分の技量が足りなくて音が悪かったり、

 

曲のポテンシャルを引き出せていなかったりすると、

 

もっと輝かせてやりたい!

 

再録欲に駆られ、それが永遠に続くのです…。